北の国から 名場面(2)
「北の国から」第23話で、捨てたはずの靴をおまわりさんと探すシーンが大好きです。
母さんの葬式の日、純と蛍が吉野さん(伊丹十三)に新しい靴を買ってもらいます。その時、父さんが買ってくれた、富良野の思い出が染み込んだ古い靴を捨ててしまいました。
葬式の間、純と蛍は捨てた靴のことをずっと考えていました。葬式の終わった夜、二人はそれを探しに靴屋に向かいます。
暗い中、靴屋の前に置いてあるゴミを漁っていると、おまわりさんが二人に声をかけます。
警官:「なにしてんの、おまえら?」 純:「運動靴探してます」 警官:「誰の?」 純:「僕らの」 警官:「どういうこと?」 純:「え、昨日おじさんが僕たちに新しい靴を買ってくれて、前履いてた靴をもう捨てなさいと渡しちゃったんで。その靴まだ履けるから」 警官:「おじさんは捨てろって言ったんだべ?」 純:「でも、おじさんは事情をよく知らず…」 警官:「おじさんって誰だ?」 純:「母さんといっしょになるはずだった人です」 警官:「母さんってどこにおる?」 純:「四日前死にました」
警官:「このゴミの中に確かにあるのか?」 純:「え、そこんとこは…」 警官:「あっ、あっちにもあったぞ。あっち、俺探してやるから、お前らそこ探せ、探せって!」
おまわりさんが必死になって探し出す場面をみると、涙がこみ上げてきます。地味ですが、私はこのシーンが大好きです。
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