堀江貴文「稼ぐが勝ち」(4)

 「とりあえず一つ売れ」と堀江さんは勧めます。売れないと思っていたけど売れた、ものを売って具体的にお金を手にした経験、この「成功体験」が大切だといいます(P.108)。

 それぞれの立場での成功ではなく、「お金を得る体験」が必要です。お金が自分の手元に入ってくる、その感覚が成功体験になるといいます(P.109)。

 一度売れると次が楽になるし、うれしいし、自信につながります。フリーマーケットでもインターネットのオークションでもいいし、「とりあえず一つものを売ってください」とアドバイスされています。

 面倒くさいという壁を乗り越えて、とにかく一つ売る体験をしてみます。とりあえず、オークションで何か売ろうと思います。

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新聞記事から(1)

 経営危機に陥った住友商事を見事に再建した岡素之社長は、経営理念を社員に浸透させるため、昼食時に社員と少人数懇談会を頻繁に開いているそうです。

 経営再建を指揮する取締役に就任しましたが、新手法「リスク・リターン」の意識を根付かせるのに苦労していました。そこで「社員と向き合って話しあおう。反対意見が出たら、また説明する。そう踏ん切った」そうです。

 昨年度、社長との懇談会に1214人の社員が参加しました。大きな方針転換を実施するとき、経営トップ自らが社員に説明するのは素晴らしいことだと私は思います。

 経営トップが組織の歩むべき方向を指し示してぐいぐい引っ張っていく。そんな企業がうらやましい…。

(朝日新聞 2006年12月21日木曜日 朝刊)

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