フィリピン(22) スラムの子供たち
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「確実にできること」を増やすことが大切だ、と築山先生はいいます。格差の拡大、成果主義の導入など、大きく変化する社会の中で、目の前の大きな課題を「強引な方法で解決をはかろうとして失敗する」ことが多いのです。
そこで、まずは「できること」を一つずつ増やしていくことが大切です(p.25)。5歩先の目的までのプロセスを分解して、「今の自分にもできそうな一歩目をまず見つける」のです。そして一歩先まで確実に行けるよう努力するのです。
次は二歩先まで進み、一歩一歩先に進みます。そうしていくうちに「脳内ネットワークが強化」していき、いつしか一足飛びでできるようになるといいます。まずはじめの一歩が大切なのですね。
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築山先生は「できること」が増えると「好き」になると指摘します。たとえば子どもが「できないこと」にいつまでも向き合わされていると、子どもの脳は動かなくなります(p.22)。そこで、「できること」をまずは一つ作ってあげると、「できること」をやろうとして、動くようになるのです。
自分の力で問題がとけたという成功体験が、脳に快の刺激を与えます。「できること」が増えると、快の感情が大きくなり、またやってやろうという意欲が生まれます。
快の刺激は「扁桃体」という器官が感じ取るそうです。
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築山節「脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める」(NHK出版生活人新書、2008年)を読みました。
築山先生は、社会が大きく変化し、膨大な情報があふれ、厳しい競争社会の中で速く的確な判断を必要とするいま、現代人の思考は混乱しやすく、気持ちの整理ができなくなっている人が増えている、と指摘します(p.4)。
とくに、向上心が高く、人並み以上に能力のある人が、こういう悪い流れにはまりやすいそうです(p.5)。
そもそも脳は「やる気を失いやすいもの」で「思考を混乱させやすいもの」なので、脳の機能的な制約を整理し、それを補う使い方を心がけましょう、と築山先生は言います。
本書には、思考が混乱したり、落ち込んだり、やる気がなくなったときの具体的でシンプルな取り組み方が紹介されています。
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野村克也「エースの品格 一流と二流の違いとは」(2008年、小学館)を読みました。「まえがき」で野村監督は、「野球とは、団体競技なのだ」と言っています。
野球という競技の本質は「団体競技である」ことにあるというのです。「そんな当たり前の言葉には、野球というスポーツに対する私の確固たる信念」すなわち「チームとしての勝利を目指して戦うという、基本的な考え方」が込められているのです(p.3)。
「人はみな、自己愛に満ちて生きている」(p.6)ものなので、個人成績や個人の感情を優先してプレーする選手が多いのです。アマチュア野球でいえば、何であいつを使って俺を使わないのか、なんでうちの子じゃないの、とか、あいつのせいで状況が悪くなる、というように、みんなのため、チームの勝利に選手の気持ちが向かわないのです。
次の人のために、みんなのために、チームの勝利のために。この気持ちが選手全員に浸透すれば勝てるチームになる。この点を野村監督は「野球は団体競技である」というシンプルな言葉で表現されている、と私は考えます。
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インドではいたるところで奇妙な形をしたモノが祀られています。これは「リンガ」と呼ばれる男性器です。リンガはヒンドゥー教の神様シヴァの性器「シヴァリンガ」で、それが女性器「ヨーニ」に刺さっている状態を我々は見ていることになります。
ここで「ウィキペディア」の「シヴァ」の記述を引用します。
「シヴァリンガは、リンガとヨーニの2つの部分からなり、内側が受け皿状の円形または方形のテーブルの横に油が流れ出る腕が付いているヨーニの中心部に、リンガと呼ばれる先の丸い円柱が立っている。 ヨーニは女性器の象徴で、リンガは男性器の象徴であり、性交した状態を示す。ただし、我々は性交しているシヴァを女性器の内側から見ている形になっている。これは、シヴァ神が女性と性交をして現われたのがこの世界で、それが我々の住んでいる世界という意味になっている。」
なるほど、そういうことなのですね。さらに、生殖がこの世の永続的な繁栄を象徴しているとか、本当に深い意味が込められていると思われます。
また、像がそばにいますが、これはシヴァ神の乗物で「ナンディン」という牛だそうです。リンガにはコブラが巻かれていますが(写真4枚目右下)、これはどういう意味なのでしょうか?
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インドでたくさんの子どもたちの写真をとりましたので、一部を紹介します。 1枚目:ヴァラナシーのリキシャーを運転する子ども。一日中運転しているのか、顔も服も汚れています。英語は喋れません。大渋滞で一歩も進めないので、途中で降りました。運賃は多めに払いました。 2枚目:ヴァラナシーの旧市街の迷路内でチャイを売る2人。緑のジャケットがかわいらしいですね。 3枚目:ムガルサライ駅前で食事をする子どもたち。 4枚目:ムガルサライ駅前で物を売っている少年。笑顔がかわいいですね。 5枚目:コルカタの下町で鳥かごを取り囲む子どもたち。 6枚目:デリーのメインバザールでキャベツを千切りにする少年。インドでは子どもたちが元気に働く姿をよくみかけます。
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6月3日のガイアの夜明け(テレビ大阪)で、マラリア感染を防止する画期的な蚊帳が紹介されていました。
住友化学が開発した「オリセットネット」です。殺虫成分を練りこんだ繊維で作られた蚊帳です。大きめの網目を通り抜けようとしたハマダラ蚊が網に触れ、繊維に含まれた薬剤が蚊の体内に入り、死んでしまうのです。
熱帯アフリカでこのオリセットネットを使っている村では、マラリアによる感染死は激減し、マラリアを媒介するハマダラ蚊も村からいなくなったそうです。
住友化学の担当者は、ユニセフに安価でネットを買い取ってもらい、ユニセフが発展途上地域に支給するというかたちで普及をはかっています。
私が8月に訪問するインドネシアのフローレス島もマラリア感染地域です。現在も感染で死亡する島民がいるそうです。熱帯地域に住む人々の命を救うため、少しでも多く「オリセットネット」が普及していくことを望みます。
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